相続人調査のための戸籍取得代行プラン

ここでは、滋賀県彦根市の行政書士成宮事務所が提供する「相続人調査のための戸籍取得代行プラン」の内容を説明させていただきます。

大きな相続じゃないのであまり費用をかけたくない・・・という方にも気楽に使ってもらえるサービスを目指します。

ちなみに、このサービスは全国対応したいと思っておりますので、どこの地域の方でも、お気軽にお問い合わせください。

相続手続きで疲れている人は、この戸籍収集の部分に自分で挑んで疲れている気がいたします。

戸籍の収集はどの手続きにも必要なプロセスなので、上手く専門家を活用してください。

参考記事(相続事務のプロセスを書く予定)

目次

相続人調査のための戸籍取得代行プラン

当事務所の相続人調査業務は被相続人の戸籍取得代行(基本プラン)相続人確定調査(オプション)から構成されております。

下記にそれぞれの業務の内容と費用を記載します。

被相続人の戸籍取得代行(基本プラン)

業務内容

被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの戸籍を取得します

相続の対象となる、亡くなった方の生まれた戸籍から、お亡くなりになった戸籍までを途切れることなく集めます。

これによって、亡くなった方の相続人の全体像が把握できます。

被相続人(亡くなった方)の戸籍の附票を取得します

亡くなった方の死亡時の住所証明書となります。住民票の除票と同じ効果を持ちます。

亡くなった方の財産の名義変更をするために死亡時の住所を証明する書面の提出を求められる事があるため、一緒に取得しておきます。

お預かりした戸籍をチェックします

お預かりした戸籍がある場合は、それを確認して活用いたします。

相続関係説明図を作成します

相続関係説明図を作成いたします。

相続人を確定する戸籍の収集が入っていないため未完成な相続関係説明図ではありますが、その後の相続人確定作業に役立つ説明図となります。

相続人確定のための電話相談に対応します

このサービスを利用後に、各相続人の戸籍を自分で取得される場合、その方法について疑問があれば相談に乗らせていただきます。

こちらのサービスは、相続関係説明図の作成業務(通常価格11,000円)に被相続人の戸籍収集をサービスで追加したものです。そのため、お客様から戸籍をお預かりした場合でも報酬額が変動いたしません。あらかじめご了承ください。

基本プランの費用

報酬 11,000円(税込)

実費(戸籍代、小為替手数料、郵送費など)

報酬11,000円と実費が必要となります。

奥様と未婚のお子様が相続人の場合など、これで全て揃う事もあります。

ちなみに実費はこんな感じです

現在戸籍全国一律450円
原戸籍・除籍全国一律750円
住民票・戸籍附票市町村ごと200円~450円
郵送費用 普通郵便一往復 188円が多い
小為替発行手数料金額関係なく1枚 200円

相続人確定調査(オプション)

このサービスは基本プランのオプション的なサービスとなります。

業務内容

推定相続人の追跡調査を行います

基本プランや、お客様からお預かりした戸籍から判明した推定相続人に対して追跡調査を行います。

  • ご存命であれば相続人確定を証する戸籍と附票を取得します。
  • 亡くなっている場合はさらにその方の相続人を調査して確定させます。
相続関係説明図を完成させます

基本プランで作成していた未完成の相続関係説明図を完成させて、各種手続きに利用できるものにします。

お客様から戸籍をお預かりした場合、それを活用させて頂きます。ただし、既に戸籍の取得、説明図の作成などが終わった段階で戸籍を頂いた場合は対処できなくなります。

オプションの費用

相続人調査報酬

1人 2,200円(税込)+実費

調査に対する報酬ですので、調査対象者が亡くなっている事が判明した場合も一人として計算いたします。

転籍が多く、数か所の市町村に戸籍調査をする事になっても、調査一人あたり2,200円となります。

具体的な利用イメージ

【ケース】
①ご夫婦とお子様が3人いらっしゃるご家庭で旦那様が亡くなられた。
②お子様は3人とも婚姻されて両親の籍を出ている。
③基本プランとオプションを両方ご依頼いただいた。

まず、基本プランで旦那様の出生~死亡までの戸籍、死亡時の戸籍附票を全て取得します。

今回は、原戸籍が3通、死亡現在籍が1通、戸籍の附票が1通でした。全て近くの市役所の窓口で取得できました。

あとは4人分相続人を追跡調査するんですね?

多くの場合、奥様の戸籍は旦那様の死亡籍と同じです。今回もそのケースでした。

では子供の分については全員調査が必要なんですね?

そうですね、ご結婚によって別の籍に移られておりますので、追跡調査が必要です。ご存命であることを証明する現在戸籍と、ご住所を証明する戸籍の附票を取得します。

今回は、それぞれ異なる市役所へ郵送請求(往復188円)し、相続人ごとに原戸籍1通、現在戸籍1通、戸籍の附票1通を取得しました。

ここで取得した戸籍をもとに相続関係説明図を仕上げます。

合計すると費用はどのくらいになりますか?

基本プランの料金11,000円と、オプション3人分6,600円が報酬となります。

実費は、原戸籍が6通4,500円、現在籍4通1,800円、戸籍の附票4通1,200円、小為替手数料が1,000円(5枚分)、郵送料金564円かかります。

報酬17,600円と実費9,064円で合計26,664になります。

仮にですが、子供が1人未婚の場合はどうなるんですか?

ご両親の戸籍に残っておられる場合は、基本プランで確定してしまうと思いますので、調査費用が1人分減ります。

戸籍の取得代行プランがおすすめのケース

  • 亡くなった方が、婚姻などの事情により、遠方から入籍している場合
  • 亡くなった方が複数回婚姻している場合
  • 推定相続人が少なく、現在戸籍+印鑑証明書は相続人が自分で準備する場合
  • お仕事の関係などで複数回転籍されていたような場合
  • できるだけ費用を抑えたい場合

「専門家使いたいけど費用がなぁ・・・・そこまで規模の大きな相続じゃないし・・・・」

こういう方にフィットしたサービスとなります。
必要に応じてオプションを使わなければ、基本プランの報酬のみで戸籍を集める事が可能です。

要するに、郵送で戸籍請求が必要となる場合がとても面倒なので、ご利用をおすすめします。
取得する戸籍の対象者と自分の関係を証明する戸籍を送らないといけないケースもあり、何度も市役所とのやり取りが必要となります。

亡くなった方が、ずっと同じ市町村で生活されて来た場合は、その市町村で出生から死亡までの戸籍が揃います。被相続人に戸籍取得代行プランを使わなくても良いケースだと知っておいてください。ただ相続関係説明図の作成が付きますし、低めの価格設定にしているつもりなので、単に面倒な方も安心してご利用いただけるとは思います。

なお、指定された相続人を代わりに取得するだけという依頼には対応ができません。請求者と推定相続人との関係を証明する必要があるため、戸籍をお預かりし確認する必要があります。

あわせてご利用をおすすめするサービス

  • 不動産の名義変更をしたいと思っている
  • 銀行の口座の解約などをしたいと思っている
  • その他、集めた戸籍を提出する

法定相続情報一覧図の取得代行

上記のような方は、法定相続情報一覧の取得サービスを一緒にご利用される事をおすすめします!

手続きによっては、全ての戸籍のコピーを添付して原本を返却してもらう、というとても面倒な作業を要求されるケースがあります。

うっかり原本を提出してしまうと、他の手続きを行うために全ての戸籍を取り直す必要が生じてしまい面倒です。

法定相続情報一覧を取得しておけば、銀行での手続きなど、一覧図に書かれた範囲での戸籍を提出しなくて良くなるケースがあり、大変便利です。

法定相続情報一覧取得代行の費用

報酬 11,000円(税込)

遺産分割協議書の作成

預貯口座の名義変更や、不動産の名義変更など、色々な手続きにご利用いただけます。

例えば、不動産の名義変更をお考えの場合などは、ここまでのサービスを利用して、戸籍と相続関係説明図、遺産分割協議書(印鑑証明書付)を揃えたら、あとは登記申請書を作成するするのみとなります。

登記申請書の作成に数万円報酬がかかる場合もあるため、ここを節約すると大きいです。

事案にもよりますが、相続登記の申請書はA4で1枚か2枚の書類です。それだけを作成するのであれば難しくはありませんし、何より法務局で助言を受ける事が可能だと思います。
戸籍を集めて、協議書を作成し、登記は専門家に、、、というのはちょっと勿体ないですね。

業務の内容と報酬
業務の内容遺産分割協議書の作成
預貯金・不動産など
報酬料金(税込)普通相続+財産1種類 
22,000円
数次相続1段ごとに 
22,000円加算
財産1種類加算毎に 
11,000円加算
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